バレンタインデーから学ぶマーケティング【マーケティングノハナシ】
こんにちはGINJIです!
前回のコンビニの700円くじのマーケティングの記事は見てくれましたか?
まだ見てないという人はこちらからどうぞ↓↓↓↓
突然ですが、もうすぐ何の日かわかりますか?
・・・・・・・
そう!バレンタインデー(2/14)です!僕はあんまり縁がなさそうなイベント(笑)
今回はそんなバレンタインデーからマーケティングを学んでいきましょう!
記念日を活用するイベント戦略
なぜバレンタインデーではチョコをあげるの?
バレンタインデーは「恋人たちの日」ということで、世界中でさまざまなイベントが発生します。
たとえば、ヨーロッパだったら女性から男性だけでなく、男性から女性へにもプレゼントを贈ります。
また、タイだったら男性から女性へバラの花束を贈って、バレンタインデーに合わせて入籍する人が多いです。
では、なぜ日本ではバレンタインデーにチョコレートをプレゼントするのでしょうか?
そう!これはマーケティングの戦術によって生まれた文化なのです。
1960年代に製菓メーカーやデパートが「愛する人にチョコレートをあげよう!」と積極的に企画を行ったりして、ようやく70年代になってバレンタインデーにチョコレートをプレゼントをするという文化が定着しました。
これをマーケティングではイベント戦略または記念日マーケティングといいます。
記念日マーケティングとは、記念日や季節の催事、シーズンイベントを購買のきっかけとする消費活動のこと
日本人はもともと「伝統」 や「節目」を大切にする民族なので、イベント戦略に引っかかりやすいのかもしれませんね!
なぜ女性からプレゼントするの?
一度は「なんで女性からなんだろう?」と思ったことはありませんか?
実はこれには日本の歴史が深く関わってきます。
さきほど日本でバレンタインデーにチョコレートをあげる文化が定着したのは、1970年代になってからと話しましたが、その前にもバレンタインデーにチョコレートをあげようという試みはいくつもありました。
1958年にメリーチョコレートという会社が伊勢丹デパートでバレンタイン・キャンペーンを開催して、女性から男性へチョコレートをプレゼントしようと提案します。
女性から男性へチョコレートをプレゼントしようと提案した理由は、主な買い物客が女性だったから&当時の日本はアメリカのウーマン・リブ運動の影響を受け、女性が恋愛の主導権を握ろうという雰囲気だったからです。
マーケティングには時代を読むチカラも必要です!
チョコレートの魅力
バラエティ豊か
今や「本命チョコ」だけでなく、「義理チョコ」「友チョコ」「自分チョコ」「逆チョコ」などさまざまなチョコレートの渡し方のカタチがあります。
そして、価格も数十円から数千円まで、さまざまな価格帯のチョコレートがあります。
また、コンビニで手軽に買えるものもあれば、自分で手作りまでできるといったバラエティ豊かな食べ物です。
だから、チョコレートはバレンタインデーにあげる食べ物として、こんなに人気が出たのかもしれませんね!
さまざまなジョブ
チョコレートにはさまざまなジョブ理論を当てはまることができます。
まず「ジョブ理論とは何?」という人のために、簡単に説明すると「顧客が解決したいこと」を言って、ニーズと似ていますがジョブの方がかなり細かい用語となっています。
たとえば、チョコレートという食べ物であれば、「恋人にプレゼントしたい」というジョブだけでなく、「自分自身を褒めてあげる」というジョブ、「日頃から仲良くしてもらっている友達にあげる」というジョブなどがあります。
こういったさまざまなジョブがバレンタインデーにチョコレートをあげようという気持ちになるのかもしれません。
以上、バレンタインデーから学ぶマーケテティングでした。よかったと思った人は下のスターを押してもらえるとありがたいです。